当、関西済州特別自治道民協会も、間もなく２５周年を迎えようとしています。平素より、物心両面でご協力を頂いている顧問様、先輩諸兄、及び会員の皆様に厚く御礼申しあげます。

会長就任後早２年を過ぎようとしています。この１年を振り返りますと、１月２２日、２１８名参加のもと帝国ホテルの新年祝賀会に始まり、３月２３日には顧問、相談役、理事懇親会を行い、有意義な意見を交わしました。４月３０日には５１名参加のもと第６４回関西協ゴルフコンペ、６月２日には東成区民センターに於いて海外で開催する耽羅文化祭を、盛大に行い参加人数６１０名を、動員する事が出来ました。又、１０月２９日には１０５名参加のもと野遊会を行い、和気あいあいの雰囲気で、会員の親睦を深める有意義な１日を過ごしました。

様々な事業を通して私自身も色々な経験をさせて頂き、成長出来たのではないかと思います。これらも全て、協会執行部や婦人会の皆様、青年会の後輩たちの協力があってこその、各事業の成功であり心より感謝致します。

当協会も創立当初より、ご苦労されました先輩方の多くは、ご高齢になられ、協会の主力メンバーの方々が現役を、引退されております。又、国際的にも韓国経済の行き詰まりや、北朝鮮とアメリカとの緊張状態など、政治的に取り巻く環境は、読みづらい面があります。そのような中で当協会も、以前にも増して足元をしっかりと固め、時代の変化に対応しながら、運営して行かなければならないと、思っています。

これからも会員相互の親睦を図り、在日の地位向上と郷土発展と次世代育成及び、文化向上に寄与する事を目的とするという会の原点に立ち返り、当協会の益々の発展を願うばかりです。私自身は会長の任期を終えますが、後任の新会長をはじめ、頼もしい新執行部の皆様が、協会の更なる飛躍のために、頑張ってくれる事でしょう。今後、私自身も物心両面に於いて、本会に協力してまいります。この２年間の会員の皆様の多大なるご協力に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。